フルモデルチェンジしたアドバンレーシング「RG-4」
最新モデル「アドバンスポーツV107」

 横浜ゴムでは、技術と品質で選ばれる“プレミアムカー戦略“に取り組んでいる。その一つであるプレミアムスポーツタイヤ「アドバンスポーツ」。BMWやメルセデス・ベンツをはじめとした欧州ハイパフォーマンスモデルへ純正装着タイヤとして納入している。その最新モデルとなる「アドバンスポーツV107」の市販品のプロトタイプを公開した。一部欧州車向けで純正採用されているが、プレミアムカーに必要な高いドライビングパフォーマンス性能、優れた快適性と安全性を高次元でバランスさせる技術力をもとに、あらゆる車種でもパフォーマンスを発揮できるよう開発中だ。

 また、1996年の発売以来、SUV・ピックアップトラック用タイヤとして高い人気を誇る「ジオランダー」が今年発売25周年を迎えた。2019年9月に発売した「X-AT」は、よりアグレッシブなデザインを求める若者から支持を得ている。近年日本市場で人気が高まるホワイトレター仕様、ジオランダーならではの商品展開が待たれる。

 さらに、横浜ゴムのアルミホイールブランド「アドバンレーシング」からは21年に発売予定の新モデル2種、人気モデルの追加サイズが発表された。鋳造スポーツモデルの「RG-4」は、8年ぶりのフルモデルチェンジ。サイドカットが施された6本スポークはよりストレートを強調するデザインで、18インチから展開する。金型鍛造製法の高性能ホイールの「GT BEYOND」がマイナーチェンジ、既存の19インチに加え、18・20インチが新たに追加された。バレルリム形状を用いており大口径化するブレーキシステムへの対応力を高めている。

 アドバンレーシングの原点となる「オニ」は、14、15インチの軽自動車・コンパクトカーをターゲットに「ONI2」として復活した。伝統のトライアングルデザインがアップデートされ、新たな魅力をユーザーに提案する。