国内自社工場での一貫生産と3年保証のドライブレコーダーの企画開発などを手がけるセルスター工業（勝永直隆社長、神奈川県大和市）は、2021年の新製品として、ドライブレコーダー機能付きのデジタルインナーミラー「CS－1000SM」やモバイルバッテリーとしても使えるモバイルジャンプスターター「MJP－3000」などを発売する。
デジタルインナーミラーは高級車を中心に自動車メーカーの純正品でも採用が進み、人気が高まっているデジタルミラーにドライブレコーダー機能を搭載したもの。9・35インチ液晶を採用し、広視野角で明るい視野を確保するため、ドライバーの安心安全な運転をサポートする。さらに、室内のシートや荷物などで隠れることなく、純正バックミラーでは見えにくいピラー周辺の視界難を解消する。
画質面についても、フルHD200万画素、STARVIS IMX307を搭載し、高画質で鮮明に記録。夜間・トンネルなど少ない光量でも鮮明な映像を記録するナイトクリアVer・2を採用したほか、白とびや黒ツブレを低減するハイダイナミックレンジ（HDR）を備える。
そのほか、地上デジタルテレビと電波干渉しにくいVCCIクラスＡ適合としたほか、パーキングモードやオプションのフロントカメラ「GDO－38」の接続で前後録画にも対応する。
モバイルジャンプスターターは、急なバッテリーあがりやスマートフォンの充電にも使える利便性の高い１台。内蔵バッテリー容量は8000mAh。12V専用で、3千CCまでのガソリン車と2千CCまでのディーゼル車に対応。始動電流は200A、最大出力電流は400Aとなる。5つの点灯モードを備えるLEDライトを搭載し、暗所での作業や緊急時、災害時などさまざまなシーンでの活用が可能だ。本体はシガーソケットでの充電にも対応する。
