クリスチャン・ヴィードマン社長

 ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、東京都千代田区)のクリスチャン・ヴィードマン社長は26日、オンライン会見で2021年の方針を発表した。新型車の販売計画は、電気自動車(EV)をはじめ環境性能に優れた電動車両を中心に投入する。MINI(ミニ)では、限定車を用意し販売台数の底上げにつなげる。具体的な計画台数への明言は避けたが、商品ラインアップの拡充により前年実績を上回る販売台数を狙う。

 20年の新車販売台数は、BMWとミニを合わせて前年比20・9%減の5万5908台で、同社もコロナ禍の影響を受ける格好となった。厳しい販売となったが、ヴィードマン社長は「オンラインによる販売をはじめ新たな取り組みを始める1年になった」と振り返った。

 21年の新型車投入計画では、EVモデル「iX」を秋以降に導入する。SUVタイプの「iX3」とクーペタイプの「i4」を年内に投入する予定だ。このほか、ハイパフォーマンスモデル「Mシリーズ」では、「M3」と「M4」を皮切りにMシリーズのラインアップ拡充を計画している。

 販売が好調な「7シリーズ」や「X7」「8シリーズ」などのハイエンドモデルの拡販にも力を入れる。特別限定モデルを投入するなどして販売増につなげる。

 ミニも、限定車の投入を活発に行う予定だ。代替促進や新規顧客の獲得などにつなげて、外国メーカー車モデル別年間新車販売台数で7年連続の首位を目指す。