軽自動車ナンバーを取得ー。超小型モビリティの企画、開発を手掛けるFOMM(フォム、鶴巻日出夫CEO、川崎市幸区)は、4人乗り電気自動車(EV)「FOMM ONE(フォムワン)」のナンバーを13日に取得し、「第13回オートモーティブワールド」で初公開した。国内での事業展開に合わせて取得したもので、来月中旬からさいたま市で行われる実証実験で10台のフォムワンが走り出す。

 FOMMは、超小型EV「コムス」を開発した鶴巻CEOが2013年に創業した。フォムワンは、19年4月からタイで生産、販売を開始。現在タイでは約400台が走っているという。

 車両の量産開始から2年。国内事業の本格展開を始める。B to Bからスタートする方針で、まずは来月中旬からさいたま市で行われる「シェア型マルチモビリティ等の実証実験」で10台の車両を貸し出す予定だ。

 21年は、B to B事業とともに、販売・サービス網やバッテリー交換ステーションの整備を進め、来年にも一般消費者への販売を始める。

 フォムワンは、インホイールモーターで駆動する。ステアリング裏のパドルでアクセル操作を行い、バッテリーは交換式とする。車両やバッテリーなどの情報を統合管理するIoT(モノのインターネット)システムを搭載するなどの特徴を持つ。