2020年の世界主要市場の販売台数がまとまった。コロナ禍の影響でいずれも19年実績を下回ったものの、中国が前年比1・9%減にとどめた一方で新興国では半減した国もあるなど、地域によって大きく差が開いた。足元では回復傾向にあるが、生産台数の増加などを背景に半導体をはじめとする部品の供給懸念も出ているほか、新型コロナウイルスの変異種も世界的に広がり始め…