中古車二輪車買い取りの「バイク王」を展開するバイク王&カンパニー(石川秋彦社長、東京都港区)は、中古バイクの買い取り価格ランキングを発表した。対象期間は2020年9~11月。総合1位はヤマハ発動機「SR400」で、ネオクラシックなデザインを特徴に幅広い層から支持された。新車購入が可能なバイクを対象に、中古車オークション(AA)で売却した際の平均価格と車販売価格をポイント化し、リセール・プライス(中古車買い取り価格)が高い順番に集計した。

 総合ランキングでは、1位のSR400に続いて発売から半年が経過したホンダ「CT125 ハンターカブ」が2位だった。専用装備でオフロード性能を上げたモデルで、郊外へのツーリングやキャンプなどレジャー目的で人気が高い。カスタムパーツの豊富さや排気量が少なく維持費が安いことも人気の一因だ。

 排気量別に見ると、「原付一種・二種」ではCT125ハンターカブが1位だった。「軽二輪」ではホンダ「レブル250」が、「中型二輪」ではヤマハ発「SR400」が、大型二輪ではカワサキ「Z900RS」がそれぞれ首位となった。

 同社が展開する二輪車情報メディア「Bike Life Lab」が集計した。

 国内主要4メーカーが現在国内で販売しているバイクのうち、独自に定める流通台数を上回るモデルを対象とした。