トヨタ車体が「ダカールラリー2021」で市販車部門8連覇を達成した。ベース車である「ランドクルーザー」誕生70周年となる節目での偉業となった。
前回に続き、自動変速機(AT)仕様のランクル200系2台で参戦し、ワンツーフィニッシュを飾った。優勝したのは社員ドライバー、三浦昂氏がドライブする1号車。レース途中でスタックやパワーステアリングの故障などに見舞われたが、互いにけん引したり、スペアタイヤを融通し合うなど2台で協力して約7700キロメートルを完走した。同社の優勝はアラコ時代から数えて21回目。大会には286台が参加し、完走率は64%だった。