アウディジャパン(フィリップ・ノアック社長、東京都品川区)は13日、世界初となるアウディの次世代型ブランドストア「アウディ・ハウス・オブ・プログレス・東京」(東京都港区)を14日からオープンすると発表した。拡張現実(AR)など最新のデジタル技術を駆使してブランドの目指す世界観を発信する拠点とし、コンセプトカーの展示や最新モデルの試乗機会なども提供する。5月末までの期間限定とする。

 同拠点は、高級ブランドショップなどが立ち並ぶ東京・南青山に位置する。1階はコンセプトカーなどの車両展示スペース、2階にアウディオーナーが交流できるラウンジスペースを設けた。地下1階にはギャラリースペースやトークショーなどのイベント開催が可能なブースを確保した。

 コンセプトカーの展示は、グランドオープン時に「Q4スポーツバック e-tron(イートロン)コンセプト」を、その後は「イートロンGTコンセプト」を予定する。

 同社は、過去に常設ブランド発信拠点としてアウディフォーラム東京(東京都渋谷区)を2006年から16年まで展開していた。新たなブランドストアのハウス・オブ・ブログレスは今後、アウディが全世界で展開していくという。