グループPSAジャパン(木村隆之社長、東京都港区)は、大幅改良したシトロエンブランドの主力小型車「C3」を発売した。2016年のパリモーターショーで発表したコンセプトカー「Cエクスペリエンス」を基にフロントフェイス変更するなど一新した。

 パワートレインは、最高出力81キロワット、最大トルク205ニュートンメートルを発揮する1.2リットルガソリンターボエンジンと、アイシン・エィ・ダブリュと共同開発した電子制御6速オートマチックトランスミッションを組み合わせた。燃費性能は、エンジンのマネジメントソフトウェアを最適化したことによりJC08モードで従来の18.2キロメートル/リットルから21.0キロメートル/リットルに向上させた。

 新型モデルの導入を記念して特別仕様車「エディション2021」を設定。メイングレードの「シャイン」をベース車に17インチホイールとルーフステッカーを装備する。インテリアには、1台ごとに木目が異なる「テックウッド」を用いた。

 価格は235万~269万9000円(消費税込み)。