震災から10年近く保管される放射線量の高い使用済み自動車。津波の被災車両も含まれる

東日本大震災の発生から、今年3月で10年の節目を迎える。被災地では、津波で被害を受けた地域の高台造成や巨大防潮堤の建設で津波対策が強化され、商業施設や住宅地建設や復興支援道路の開通が進み、復興の姿が見られる。一方、沿岸の被災地では、震災後の避難生活から住民が戻ってこないことや、復興支援で現地に派遣された人たちが居住地に戻ったことなど、震災前より数…