DeNA SOMPOカーライフ(中島宏社長、東京都渋谷区)は、個人向け自動車リース「SOMPOで乗ーる」に契約満了時の残価を保証するオプションを追加し、8日から販売を開始する。オープンエンド方式のリースで契約時に設定した残価を保証するケースは珍しい。中古車流通相場の低下や交通事故によって評価額が下落した場合でも追加費用を払わずに済む仕組みを用意することで、リース契約に伴う不安やリスクを低減したい考えだ。

 SOMPOで乗ーるは、損害保険ジャパンの代理店を通じて2019年6月から販売をスタートした。現在、保険専業店を中心に1700店が取り扱っているものの、一部の代理店からは、契約満了時に追加費用が発生する可能性があることで「取引のある顧客に勧めにくい」などといった声が上がっていた。残価保証オプションはこうした不安を払しょくする狙いで投入。月額1千円(消費税別)で利用できる。

 契約中の交通事故などで修復歴有りとなった車両の場合、返却時の評価額が契約時に設定した残価を下回れば、その差額を精算する必要がある。こうした場合でも同オプションを付加しておけば、補修による原状回復など条件に追加の費用が発生しない。また評価額が当初の残価を上回った場合は、利用者はその差額を受け取れる。

 個人向けの自動車リース市場はここ数年で拡大している。同社では今後も月定額で自動車を利用できる仕組みとして契約数が伸びていくとみている。同オプションの付帯率は新規契約台数の5~10%程度になると想定しており、営業推進部の桑原健太マネージャーは「代理店が自信をもって提案できる環境につなげたい」としている。