WCOTYトップ3選出記念モデル(スカイアクティブX搭載車)

 マツダは、「CX-30」を商品改良し、一部のモデルを17日に発売した。マイルドハイブリッド車(MHV)と1.8リットルクリーンディーゼルエンジン(DE)車のエンジンとトランスミッションの制御技術をアップデートし、エンジンの出力を高めた。アクセル操作に対する応答性と操作性も向上させた。また、2020年「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー(WCOTY)」のトップ3選出を記念したモデルを100周年特別記念車に設定した。

 MHVの最高出力を132キロワットから140キロワットに、最大トルクは224ニュートンメートルから240ニュートンメートルにそれぞれ向上させた。来年1月に発売を予定する1.8リットルのDEモデルは、最高出力を85キロワットから95キロワットに高めた。また、「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)」の作動上限速度を、約55キロメートル/時から高速域まで引き上げて、安全性能を向上させた。

 価格は239万2500~371万3600円。WCOTYトップ3選出記念モデルを含む100周年特別記念車は、311万7380~406万9980円(消費税込み)。