国土交通省は11日、運転手の居眠りなどを検知する「ドライバーモニタリングシステム」のガイドラインを策定したと発表した。自動車メーカーなども入った「先進安全自動車(ASV)推進検討会」で協議したもの。どのような状態を居眠りや脇見とするか、その検知方法などについての指針を定めた。

 これまでこうしたガイドラインはなかったが、今後は自動車メーカーやサプライヤーでの開発効率が高まる効果が期待される。国交省では事故削減につながる同システムの早期普及に弾みをつける狙いだ。