三菱自動車は1日、第37回タイランド・インターナショナル・モーター・エキスポ2020でプラグインハイブリッド車(PHV)「アウトランダーPHEV」を同国で初披露し、予約注文の受付を開始した。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域への投入はインドネシア、フィリピンに続き3カ国目となる。

 同社は、長期的な環境戦略「新環境計画パッケージ」で2030年までに世界販売に占める電動車の比率を50%へと引き上げる目標を掲げている。タイへの投入により電動車普及に弾みをつける。

 同イベントでは、太陽光パネルやV2H(ビークル・トゥ・ホーム)機器をパッケージ化した「電動ドライブハウス」のデモンストレーション展示も行う。