側面大開口と安全性を両立するためボディー強度を引き上げている

〝MX〟の名を冠する新型車は、従来のSUVにない価値創造のために観音開きの「フリースタイルドア」を採用した。同形状のドアはマツダ車だとスポーツカー「RX―8」以来。ボディー形状も用途も全く異なるが、同車から得た観音開きドアの開発ノウハウや実際の消費者の声は、「MX―30」の新たな価値創造に生かされている。「全くの白紙だった」。開発責任者の竹内都美…