円弧型ラジアル配向磁石を用いたモーターのコンセプトモデル

大同特殊鋼は、電動車用駆動モーターに搭載する特殊配向磁石の量産体制を構築する。磁力の方向を自在に制御できる熱間加工技術を確立し、円弧ラジアル形状の磁石を開発した。新開発した磁石を採用したモーターは、板磁石を採用した従来のモーターと比べて最大トルクを1割、出力を2割高めた。電動車の普及で特殊配向磁石の需要が高まると見込んでおり、今後1年で技術を確立…