上場メーカー9社の2020年4~9月期新車販売台数は全体で5割近く減少したが、5社が営業黒字を確保した。リーマンショック後に磨いてきた収益力に加え、新型コロナウイルス感染拡大後の収益改善の積み重ねが奏功した。財務体質が悪化する日産自動車も固定費削減を徹底し、赤字幅を縮小した。感染の再拡大をはじめとする懸念材料が残るものの、将来に向けた投資を大きく…