少子化で人口減少が止まらない。厚生労働省が発表した2019年の出生者数は前年比5・9%減の86万5千人で統計開始以来過去最低を更新した。今年も下げ止まりの兆しは見えず、84万人台半ばの見通しだという。コロナ禍でステイホーム期間が長期に渡ったことで反転への期待は大きかったが、目論見は外れた。自動車業界で深刻化する整備士不足も根本的には人口減に起因す…