「通信会社」パビリオンイメージ

 KDDIとKCJグループ(圓谷道成社長、東京都中央区)は22日、子どもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」(東京都江東区)と「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)に、第5世代移動通信システム(5G)の「通信エリア設計士」が体験できる「通信会社パビリオン」を11月19日にオープンすると発表した。

 同パビリオンでは、子どもらが通信エリア設計士としてシミュレーターを使って5G基地局の設置計画を立てることができる。ジオラマに基地局計画が反映され、5G通信で変化する街の様子やドローンが飛ぶ様子など近未来の街をモニターで体感できる。チームで協力して街全体の電波を整備することで、チームワークの大切さを学んでもらう。

 キッザニアはKCJグループが運営するテーマパークで、3~15歳の子どもを対象に約100種類の職業体験ができる。自動車関連企業もさまざまなパビリオンを出展しており、三菱自動車が「カーデザインスタジオ」「運転免許試験場」「レンタカー」を、オートバックスセブンが自動車整備士の職業体験ができる「カーライフサポートセンター」を出展するなどしている。