スバルは22日、「フォレスター」の改良モデルを発表した。新開発の1.8リットル直噴ターボエンジンを搭載したグレード「スポーツ」を新たに設定したほか、マイルドハイブリッドシステム「e-BOXER」(eボクサー)搭載グレードを拡大した。年内に発売予定で、販売計画は月販2250台。

 先代モデルまで設定されていたターボ車を今回の改良で復活させた。新グレードのスポーツでは、専用開発のダンパーとコイルスプリングも採用することで、「SUVでありながら質感の高いスポーティーな走りを実現した」(同社)。内外装ではダークメタリック塗装のアルミホイールや人工皮革「ウルトラスエード」と本革を使ったシートなどを採用した。

 eボクサー搭載グレードを「エックスブレイク」と「ツーリング」の両グレードにも拡大した。エックスブレイクには、新制御のモーターアシスト「e―アクティブシフトコントロール」を搭載した。

 インパネセンターバイザーに内蔵のカメラがドライバーの顔を認識し、シートポジションやドアミラー角度などを自動的に調整する乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」も全グレードに設定した(一部グレードはメーカー装着オプション)。

 価格は291万5千~328万9千円(消費税込み)。