ポルシェジャパン(ミヒャエル・キルシュ社長、東京都港区)は20日、「パナメーラ」に2車種のプラグインハイブリッド車(PHV)モデルを追加し、同日から予約受注を開始したと発表した。

 最上位モデル「ターボS E-ハイブリッド」は、最高出力700馬力の4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンと最高出力136馬力の電気モーターを組み合わせた。標準装備のスポーツクロノパッケージにより、0-100キロメートル/時加速タイムは先代を0.2秒上回る3.2秒で、最高速度は315キロメートル/時に達する。

 電気駆動のみの航続距離(WLTPモード)は、ターボS E-ハイブリッドが最大50キロメートル、2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン搭載の「4 E-ハイブリッド」が最大56キロメートルとなる。

 価格は4 E-ハイブリッドが1528万円、ターボS E-ハイブリッドが2973万円(消費税込み)。