ルノー・ジャポン(大極司社長、横浜市西区)は15日、全面改良した5ドアハッチバックの新型「ルーテシア」を11月6日から販売すると発表した。エンジンは上位モデル並みのスペックを有する1・3㍑直列4気筒ターボエンジンを搭載した。主力車種の増販によりシェア拡大を目指す。

 ルーテシアは1990年に発売され、Bセグメントを代表する車種の1つ。今回で5代目となり、インテリアやプラットフォーム、パワートレーンなどが刷新された。

 今回の全面改良では、ルノーと日産自動車、三菱自動車のアライアンスにより開発した「CMB―Bプラットフォーム」を初採用し、前モデルより約50㌔㌘の軽量化を図った。

 また、運転支援システムも充実させた。アダプティブクルーズコントロールや車線中央維持支援システムをはじめ、ドライバーの疲労軽減を目的とした機能を搭載。

 グレードは3つ用意した。価格は236万9千~276万9千円(消費税込み)。