マレーシアで生産する「アルズ」

ダイハツ工業は、インドネシアやマレーシアの生産拠点で素材レベルの現地調達化を推進する。1次サプライヤーの現地調達率は両国ともに高い水準に上がっているものの、為替リスクの低減やコスト競争力の向上をさらに進めるためには、調達網の上流に踏み込んで「正味の現調率」を引き上げる必要がある。樹脂素材などを中心に他国から購買している素材や機能部品を中長期的に現…