自動車ジャーナリストの吉田由美氏とまるも亜希子氏が共同主宰する「クルマ業界女子部」が、ドライビングシューズ用ケースを発売する。機能性とデザイン性を両立したケースとして、車内への常備を訴求する狙い。2日から予約を受け付けており、11月3日に販売を開始する。

 アパレル製造・販売を手掛けるキタムラ(北村宏代表取締役、横浜市中区)と協力して製作したケースは軽量なナイロン製とし、匂いや湿気を逃がす通気口を設けた。スニーカーやパンプスなどを入れられるゆとりのあるサイズで、内側にはハンカチやストッキングが入るポケットを設けた。着脱式のストラップで持ち運びやヘッドレストへの固定を容易とするなど、利便性も高めた。ダークブルーとベージュの2色展開で、価格は1万3千円(消費税込み)。

 昨年9月から同部が実施する「#置きシュー」プロジェクトの一環。ファッションを楽しむ女性もドライビングシューズを車内に常備し、運転時は適切な靴を使用するよう啓蒙活動に取り組んでいる。活動を展開する中で「靴をむき出しのまま置くことに抵抗がある」「車内に靴を常備する場所がない」といった反響があったことから、女性向けシューズケースの開発に着手した。