自動車用DIY製品の製造・販売を手掛けるエーモン工業(川岸浩二社長、兵庫県福崎町)は、エンジンオイル処理用品「ポイパック」をリニューアルして発売した。従来品に比べ吸油力と保持力を高めた。車用で需要の多い4・5㍑サイズをアマゾン・ドット・コムで9月20日から先行販売しており、2021年4月以降に量販店でも発売する。

 同製品には、綿シート6枚とおがくずパック、専用ポリ袋、紙袋が1枚ずつ、オイルが入った袋を縛るバンド1つがセットで、オイル受け皿は別途用意する必要がある。従来品は廃油を吸収するために不織布とフェルトを使用していたが、今回はおがくずパックと綿シートを使用し吸収力を高めた。また、オイル吸収後の保持力も維持する。

 従来品は箱で梱包していたが、新パッケージにしたことで製品サイズが約2分の1になり、輸送コストの削減にもつながる。

 価格はオープン(9月20日時点の参考価格は消費税抜きで450円)。従来から展開している2・5㍑と6・5㍑サイズのリニューアルも検討している。