ジャオス製品が装着されたJB74

 SUVの総合カスタムメーカーの老舗として名が通るジャオス(赤星大二郎社長、群馬県榛東村)。そのジャオスがジムニーのカスタマイズ製品の取り扱いを開始したのは2004年と、同社の中でも比較的歴史の新しい商品だ。しかし、「街中でも大人がさらっと乗れる」をテーマに、4WD&SUV専業として長年培ってきたノウハウを投入した商品が人気を呼び、確固たる位置を築き上げている。企画宣伝部の内田悦哉部長は、「ジムニーは息の長いクルマ。拙速に商品のリリースはしない。長く使ってもらえる商品の開発を行っている」と製品の開発にこだわりをみせる。

JB74用リアスポーツカウルは力強さを表現

 そのこだわりが詰められた商品が、先日発売された「スポーツカウル」だ。JB64/74それぞれにフロントとリア用が用意され、クロスカントリーバンパーをモチーフにしたオリジナルの樹脂製バンパーはノーマル以上に力強いスタイリングを実現している。特にJB64と74の最大の違いでもある純正オーバーフェンダー部分に違和感なく調和するよう造形され、それぞれ専用設計を施している。共に専用のスキッドプレーを同時装着することでタフな印象を与えることができ、ドレスアップ効果も高い。

リアスポーツカウルのライトにはJAOSの文字が入る
乗り心地と安定性を重視した「BATTLEZリフトアップセットVFS」

 リアスポーツカウルは純正のランプユニットをオリジナルの丸2灯に変更。もちろんEマーク認証を取得しており、車検対応商品とした。ライトには「JAOS」ロゴが入り、細かなところまで同社のこだわりが詰まっている。さらに「バトルズ」ブランドで発売しているリフトアップセットも欠かせない人気商品だ。日常のほとんどを占めるオンロードでの乗り心地と安定性、そしてジムニー用としてリリースされているオフロードタイヤを過不足なく装着できるフェンダークリアランスを確保した40ミリアップの設定となっている。これはバトルズのコンセプト「ノーマル+α」で安心して楽しめる商品を提供したいとの思いからだ。

下回りの小物類にもカンガルーのマークが入っている

 そのほかにも定番のマッドガードや下回りの金物ガード類、ドアハンドルプロテクターなど、細部に至るまでジャオススタイルを楽しむことができる。今後は、JB64/74のスペアタイヤを外した際の凹凸をカバーするリアハッチパネルを11月以降に発売する予定だ。

 そのほか、ホイールのエクセルシリーズも、高い人気を誇る商品だ。5本スポークの真ん中を切り抜いたデザインは軽快な足元を表現している。JB64/74の発売に合わせてシリーズ3作目の「エクセルJX3」が発売された。それぞれリム径は同じ16インチだが、JB74用には、同車の幅の広いオーバーフェンダーに匹敵する深リム仕様とするために専用の金型を作製。想定通りユーザーからの支持を集めることとなった。

軽快な足元を演出するエクセルJX3

 同社の商品について「カスタマイズの入り口として、選択してもらえれば」と内田部長は語る。ユーザーの使い勝手を重視し、法的にも品質的にも安心して楽しめる商品が、ジャオスの強みだ。

内田悦哉部長