ポルシェ・ジャパン(ミヒャエル・キルシュ社長、東京都港区)は23日、スマートグラスを使用したオンライン商談システム「ポルシェ・オンライン・コンサルテーション・ウィズ・スマートグラス」を試験的に導入したと発表した。ポルシェセンターと顧客がビデオ通話で商談や実車確認などができるシステムで、ポルシェセンター高崎前橋、同青山、同長久手、同名古屋、同中大阪、同熊本、ポルシェ・ナウ・トウキョウの7拠点に導入した。

 スマートグラスは、実際に見ている光景(車両)にテキスト情報などを重ねて表示できる眼鏡型のウェアラブルデバイス。ポルシェセンターでのオンライン商談に特化したソフトウエアを独自開発した。

 スマートグラスを着用したセールスマンは、ショールームの展示車を顧客のスマートフォン(スマホ)やタブレット画面に映しながらの車両説明などが可能になる=写真。オプション装備などの画像、動画、関連URLなどを活用した提案もできる。