神戸製鋼所は、人工知能(AI)を活用した高炉の炉熱予測システムを開発し、8月から加古川製鉄所(兵庫県加古川市)の第2高炉で運用を始めたと発表した。炉内温度の低下による操業トラブルの未然防止につなげる。また、炉内の通気性を確保する通気予測システムの開発も進めており、今後はこの二つの予測システムを組み合わせて炉内の状況を高精度で制御する「AI操炉」の…