ホンダは15日、26日から中国で開催予定の北京モーターショーで「EVコンセプトカー」を世界初公開すると発表した。中国でホンダブランドの電気自動車(EV)を公開するのは初めて。将来、中国市場に投入する量産EVを見据えたコンセプトカーとなる。このほか、同じくホンダブランドで中国初投入となるプラグインハイブリッド車(PHV)をはじめ、電動車を中心に展示する。

 ホンダのEVは、広州汽車との「理念VE―1」や東風汽車との「X―NV」をすでに中国市場に投入しているが、同市場でホンダブランドのEVコンセプトカーを発表するのは今回のショーが初めて。ブースではPHV「CR―V PHEV」を初出品するほか、新型量産モデルも披露する。

 当初4月に開催予定だった北京モーターショーは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて延期されていたが、プレスデーが9月26~27日、トレードデーが28~29日、一般公開が30日~10月5日の日程での開催が決まった。