廃車買い取りウェブサイト「おもいでガレージ」を運営するワイズ原田(原田貴洋社長、東京都葛飾区)は14日、買い取り台数の拡大に向けてサービスサイトを刷新したと発表した。7月に買い取り対象エリアを全国へと広げたのを機に査定フォームの利便性を高め、査定依頼の増加を狙う。

 サイトのリニューアルは1年ぶり。査定フォームは直接入力の項目を最小限にし、スマートフォンでも利用しやすいように選択式の項目を増やした。高価買取につながる詳しい車両情報をユーザーが入力できる項目も増やした。

 同社は廃車買い取りを専門としたサイトを2015年に開設し、関東1都6県を対象に買い取り実績を積み上げてきた。7月の全国展開に合わせて協力企業とのネットワークを拡充した。今後もインターネットによるプロモーション活動を中心に強化し、配車買い取り市場でのシェアアップを目指す。