支援プログラムのイメージ

 DeNA SOMPOモビリティ(DSM、中島宏社長、東京都渋谷区)は、グループ会社のDeNA SOMPOカーライフ(DSC、同)が提供する個人向け自動車リースの契約車を対象に一定額を支給する「定額支援プログラム」をスタートした。DSMが運営するカーシェアリングサービス「エニカ」への登録を条件に、毎月最大4万円を支給する。

 カーシェア運営で蓄積した過去5年分のビッグデータをもとに金額を割り出す。まずは東京都心9区を対象に募集し、その後エリアを拡大していく計画だ。

 マイカーの維持費軽減が図れるエニカと個人向けカーリース「SOMPOで乗ーる」が互いの強みを組み合わせ、両社のユーザー数拡大を狙う。例えばトヨタ自動車「アルファード」を3年リースで契約したユーザーが申し込んだ場合、カーシェアの需要が高いエリアであれば最大4万円の支給を受けることができ、月々の実質負担額は2万830円にできるという。エニカへの登録を前提にした低価格プランを用意することで、他の自動車リース商品との差別化につなげる。

 個人間カーシェアリングとしてスタートしたエニカにとっても、市場の大きい都心部で新車のマイカー登録を増やせれば、サービスの利用拡大につながると期待する。同社では現在、過去のビッグデータと人工知能(AI)を活用することで、エリアや車種によってどの程度のシェア利用が見込まれるのかを予測するシステムを構築している。

 今後は、こうしたAIによる需要予測によって、より多くのエリアで支援プログラムを利用できるようにする考え。同プログラムの契約期間は3年間で期間内でも解約可能だが、個人向けリースの「SOMPOで乗ーる」は途中解約ができない。