デンカは、7日午前10時頃に青海工場(新潟県糸魚川市)のモノシラン工室で、反応器の配管解体作業中に発火し、火災による火傷災害が発生したと発表した。被災者は社員2人と工事事業者3人の計5人。設備の損害や生産、環境への影響はないとしている。モノシランは可燃性の高圧ガスで、半導体や電子部品などの製造工程で、シリコン膜やシリコン酸化膜形成に用いられている。