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国土交通省は7日、台風10号の影響を受けた8県について、自動車検査証(車検証)の有効期間を延長すると発表した。山口県と福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の全域にある車両が対象で、6~13日に期限を迎える車両について14日まで車検証を有効にする。現地では継続検査の受検が困難な状況にあるケースもあるため、有効期間を延ばすことで被災地域における移動手段の確保につなげる狙い。

自動車損害賠償責任保険(自賠責)についても継続契約の手続きを同日まで猶予する。国交省では今後の状況に応じて、車検証の有効期間の再延長や対象地域の見直しなども検討していく方針だ。