ダイハツ工業は7日、衝突回避支援ブレーキなど予防安全機能「スマートアシスト」搭載車両の累計販売台数が300万台を超えたと発表した。2012年12月にマイナーチェンジした「ムーヴ」に軽自動車初の衝突回避支援ブレーキとして搭載して以降、7年8カ月で到達した。

 スマートアシストはムーヴに搭載以降、採用車種を拡充。乗用車だけではなく、「ハイゼット」などの商用車にも展開し、現在までに軽自動車12車種、小型車4車種に採用車種を増やした。スマートアシスト設定車に占める選択率は約9割に上るという。性能向上も進めており、当初は赤外線を使用するレーザーレーダーで検知するシステムだったが、3世代目でステレオカメラを採用したほか、今年6月に発売した「タフト」ではカメラを刷新して夜間検知性能を向上した。