トヨタ自動車は「レクサス・デザインアワード2020」のグランプリ作品にケニアのデザイン事務所による「オープンソースコミュニティ」を選んだと発表した。

 今回は世界79カ国・地域から2042点の応募があった。グランプリを受賞した作品は、安定した水資源の確保が難しい地域を想定した建物で、オープンソースのソフトウエアを用いて設計し、浄化機能を備えた雨水タンクも組み込まれている。地域で入手しやすい建築資材を使うなど工夫している。

 また、レクサスのブランド発信拠点「INTERSECT BY LEXUS―TOKYO」(東京都港区)では、過去に入賞した日本人6組の作品を23日まで展示中だ。