ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、クリスチャン・ヴィードマン社長、東京都千代田区)は28日、内外装に日本の伝統工芸を取り入れた限定車「8シリーズ グランクーペ京都エディション」を発売した。正規ディーラーで2台、BMWオンラインショップで1台販売し、今年秋に納車する。

 同社が独自に展開する「BMWと日本の名匠プロジェクト」の第1弾。今回発売した限定車には、京都を代表する漆芸家の岡田紫峰氏による漆塗り蒔絵螺鈿(まきえらでん)細工をセンターコンソール部分のインテリアトリムに施すなどした。価格は2150万円(消費税込み)。26日から東京都千代田区にあるBMWグループテラスに展示しているほか、9月19日から京都で開催する国際写真展「京都グラフィー2020」にも展示する。