富士通ビー・エス・シーは、組み込みソフト開発(エンベデッドシステム)で30年以上の豊富な実績が強みです。車載領域においても車載搭載機器ソフトの黎明期から15年以上にわたる開発実績があり、「AUTOSAR」と「CAN通信」、「モデルベース開発」で様々なソリューションを提供しています。約300人(2019年度実績)の車載ソフトウェア開発技術者によるエンジニアリングサービス(受託開発)とお客様の課題に応えるコンサルティングサービスで、CASE時代の自動車開発・設計を支援しています。

ECUなどの製品開発環境の構築をはじめとする数多くの実績と経験

「AUTOSARソリューション」

 安全性能や環境性能などの向上によるECU(電子制御ユニット)の高度化・複雑化に伴い、車載機器に対する標準プラットフォームの適用が求められる中、欧州規格の「AUTOSAR」※1が欧州だけでなく国内でも指定されるケースが増加しています。富士通ビー・エス・シーはAUTOSARに対応するためのECUなどの製品開発環境の構築をはじめ、導入に向けた技術者の教育支援、既存の開発プラットフォームのAUTOSARへの置き換えなどで、数多くの実績と経験を誇ります。マルチベンダーであらゆるケースに対応可能なのも当社ならではのサービスであり、お客様の状況に応じたAUTOSAR対応を実現します。

様々なECUに適用可能なCAN通信スタックのソリューションを提供

「CAN通信ソリューション」

 自動運転やコネクテッドなどの技術革新により自動車の制御技術は急速に複雑化し、車両に搭載されるECUの数は増加する傾向にあります。富士通ビー・エス・シーは様々なECUに適用可能なCAN通信※2スタックのソリューションを提供しています。当社のソリューションは「AUTOSAR」や「ISO 26262」※3に準拠しています。大手ベンダーの製品では対応可能なOEMは限られますが、当社のCAN通信ソリューションは対応OEMに制限がないのが大きな特長です。

モデルベース開発に精通したエンジニアが開発を支援

「モデルベース開発ソリューション」

 「ISO 26262」※3が推奨するモデルベース開発は、開発設計の時間短縮や工数の削減などに寄与し、自動車の開発に不可欠な手法です。富士通ビー・エス・シーは、シミュレーションソフトである「MATLAB/Simulink」を使用したモデルベース開発に精通したエンジニアが開発を支援するほか、お客様のソフトウェア資産(レガシーコード)を有効活用する「リバースモデリングサービス」などのソリューションを用意しています。

「Edge端末向け画像認識」

 ドライブレコーダーやADAS用途の車載向け画像認識ソフトウェア「Edge端末向け画像認識」を開発しました。Edge端末の課題である製造コスト低減のためにFPGAやGPUなどの高価格な画像認識用ハードウェアの搭載が困難な低スペックCPU環境でも動作します。また、独自の認識モデル圧縮技術により、認識率を維持しながら高速化する軽量モデルを作成できるほか、必要な認識対象に絞ってカスタマイズできます。

※1 AUTOSAR:車載機器ソフトウェアプラットフォームの欧州規格
※2 CAN通信:ECUを車両内のネットワークに接続するための必要な機能
※3 ISO 26262:自動車に関する機能安全の国際標準規格