アルプスアルパインは18日、車載用オーディオシステム開発で米マッキントッシュ・ラボ社とソナス・ファベール社と技術提携すると発表した。アルプスアルパインは2社の特許技術を取り入れたホームサウンドシステムを活用することで、車載用スピーカーやアンプの設計・開発を行う。

 マッキントッシュ・ラボとソナス・ファベールの両社は、高級オーディオ機器を専門に扱うマッキントッシュグループの完全子会社だ。両社のホームオーディオシステムを車載用に応用することで、車載用高級オーディオを開発する。

 アルプスアルパイン・ヨーロッパとアルプスアルパイン・ノースアメリカの評価施設にレファレンスルームを設け、3社が一体となって開発する体制を整えた。開発するサウンドシステムは、2021年に発売する限定車に初めて搭載する予定だ。