ホンダは16日、アステモ(竹内弘平社長CEO、東京都千代田区)を子会社化すると発表した。日立製作所が保有するアステモ株のうち、21%を追加取得して出資比率を40%から61%に引き上げる。ホンダが親会社となることで、ソフトウエア・デファインド・ビークル(SDV)の競争力を左右するソフトウエアや人工知能(AI)の開発を加速させる。新規株式公開(IPO)も視野に入れる。
ホンダは、関係当局の許認可を得て2026年4~6月期中に株式を取得する予定。
アステモには現在、ホンダと日立が40%ずつ、投資ファンドのJICキャピタルが20%出資している。ホンダの追加取得後はホンダが61%、日立が19%、JICキャピタルが20%となる。アステモは21年1月に日立オートモティブシステムズと、ホンダ系サプライヤーのケーヒン、ショーワ、日信工業の計4社が経営統合して発足、23年10月に現在の株主構成となった。
アステモは今後「ホンダとの連携を通じて自動車メーカーの知見をこれまで以上に開発に適用していくとともに、日立製作所のデジタル技術を中心とした支援のもと、SDV時代に必要となるAIやソフトウエア開発を高効率、高速で推進する体制を構築する」としている。
(2026/12/19 修正)

















