トヨタ自動車は、執行役員及び幹部職の担当を9月1日から変更すると発表した。執行役員では、友山茂樹氏がガズーレーシングカンパニーのプレジデントを、近健太氏が先進技術開発カンパニーのフェローをそれぞれ外れるほか、桑田正規氏が新たに事業開発本部長と新事業企画部長を兼務する。

 幹部職(統括部長以上)は、トヨタモビリティパーツ取締役だった宇野充氏が渉外広報本部副本部長に、人材開発部長の東崇徳氏が総務・人事本部副本部長に、丸紅の元執行役員を務め、渉外畑が長い島﨑豊氏が渉外広報本部のフェローにそれぞれ就く。この3人が新任だ。

 ガズーレーシングカンパニーのプレジデントは、レクサスインターナショナルの佐藤恒治プレジデントが兼務する。このほか、村田久武・ガズーレーシングカンパニー統括部長が同カンパニーのエグゼクティブバイスプレジデントに、松岡秀治コネクティッドカンパニーエグゼクティブバイスプレジデントがコネクティッドビジネス領域の統括部長兼務を外れ、後任の統括部長に事業開発本部長(新事業企画部長兼務)だった森光宏氏が就く。(2面に関連)