7月の登録車と軽自動車を合わせた車名別新車販売台数は、ホンダの軽スーパーハイトワゴン「N―BOX(エヌボックス)」が8カ月連続で首位だった。登録車トップは2位のトヨタ自動車「ヤリス」で、6月に全面改良した「ハリアー」が8位にランクイン。登録車ランキングの1~4位までをトヨタが独占した。

 上位10車種の内訳は登録車5車種、軽自動車5車種だった。総合首位のエヌボックスは、前年同月比32・5%減とトップ10の中で最も落ち込んだものの、1万6222台を販売して首位をキープした。このほか同3位のスズキ「スペーシア」、同4位のダイハツ工業「タント」と軽スーパーハイトワゴンが順調に販売を積み上げた。

 登録車のみランキングでトヨタが1~4位を占めるのは、2019年12月以来7カ月ぶり。トップ3のヤリス「ライズ」「カローラ」が1万台を超えた。次いで、トヨタの全店舗全車種販売がスタートして以降、最初の全面改良となったハリアーが4位に入った。

 このほかの銘柄では、前月4位だったホンダ「フィット」が5位に、同6位だった日産自動車「ノート」が8位に後退した。