トヨタ自動車系中堅部品メーカー6社のうち、愛三工業をのぞく5社は今期、大手7社のように売上高が前期比で1~2割減る一方、営業利益はほぼゼロを見込む。減益幅が大きいのは、10年前より売上高が増え「当時とは売上高を支える固定費の規模が違う」(東海理化の西田裕取締役)ためだ。6社合計の売上高は前期で約1兆4095億円と10年前より4割増えたが、4%台だ…