元プロ野球監督の故人、野村克也さんが残した数多くの言葉の中に、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉がある。全くその通りだと思う。プロ野球の試合は年間およそ140試合、もちろん同一リーグの相手とは何度も試合をする機会があり、同じピッチャーやバッターと相まみえる機会も多い。するとどんなに優れた選手でも、最初の対戦では良い結果を…