あいおいニッセイ同和損害保険は、米国でeVTOL(電動垂直離着陸機)の開発を手掛けるジョビー・アビエーションに出資した。次世代のモビリティ社会実現に向けてトヨタ自動車などと共同で出資した。eVTOLは、空飛ぶタクシーとして活用が期待されるモビリティで、実用化された際の保険やサービスの検討を進める。

 ジョビー・アビエーションが開発する機体は、最大300㌔㍍超の航続距離、最高時速320㌔㍍を実現し、静粛性も追求した。6個のプロペラを備え、そのうち1個が壊れても航行可能な安全設計を採用しつつ、運行のコストがヘリコプターよりも効率化されている点が特徴となる。