会見する清水和志新社長(右)と松井徹会長

住友理工の清水和志新社長は9日、名古屋市内で会見し、コロナ禍で生産能力に余裕がある今年中に世界生産体制の再編に着手する考えを明らかにした。同社は過去のM&A(企業の合併・買収)で事業規模を拡大させ、世界24カ国に86事業体を抱える一方で「兵站が伸びてしまった」(松井徹会長)との反省もある。清水社長は「今は非常に生産台数が減っており、逆に(体制を)…