タッチレスで完結する安心をアピールする

 エムケー精工は、スマートフォン(スマホ)向け洗車アプリ「wash WALLET(ウォッシュウォレット)」を発表した。ガソリンスタンドなど同社製ドライブスルー洗車機を設置する店舗で、8月からサービス提供を開始する。

 アプリ上で洗車メニューを選択することでQRコードが作成され、コードを洗車機操作ユニットの読み取り部にかざしてタッチレスで洗車できる。開発段階ではコロナ禍を想定していなかったが、不特定多数のユーザーが操作部に触れることによる感染リスクを抑えられるとして、安心して利用できる点も訴求していく考えだ。

 クレジットカードのほか、現金や電子プリペイドカードでの支払いも可能としたことで、利用のハードルも下げた。月額で洗い放題のサブスクリプションサービスなど、店舗ごとの多様なメニューに対応し、新規客の獲得や固定客の拡大に寄与するとしている。店舗側はパソコンでいつでも売り上げ状況を確認できるなど、販売管理を支援する機能も充実させた。すでに導入を決めた事業者からの期待は高く、同社は今後も導入成果を検証しながら採用拡大を目指すとしている。