コロナ影響が見られない春闘では中小が健闘した(写真はイメージ)

新型コロナウイルスの影響で妥結が後ろ倒し傾向となった2020年自動車春闘の労使交渉が大詰めを迎えている。コロナ禍で各単組の妥結ピッチは例年より遅れていたが、自動車総連(髙倉明会長)のまとめでは9割以上が妥結もしくは妥結方向となり、前年並みの回答状況まできている。妥結結果も賃金改善分については、前年同期の水準には届かないものの、中小単組の平均獲得額…