日産自動車が7月に発表する新型電気自動車(EV)「アリア」のイメージ写真を公開した。過去10年で日産が発表したコンセプトモデルと実際に市販したモデルを比較し、アリアも2019年の東京モーターショーで発表した「アリアコンセプト」のエッセンスをそのままに登場することを示唆している。

 同社の企業活動などを紹介する「日産ストーリーズ」のサイトで公開した。15年の東京モーターショーで披露した「IDSコンセプト」と17年9月発表の「リーフ」、18年北米国際自動車ショーの「クロスモーション」と今月15日に発表したばかりの「ローグ」など、コンセプトカーと市販車を比較。コンセプトカーで見せたデザインを、いかに市販モデルに採り入れて実現してきたかを紹介する。

 アリアコンセプトは、特徴的な極薄LEDヘッドライトや、従来のフロントグリル部をレーダーやセンサーを保護するための「シールド」としてデザインしている。今回のコンテンツでは、こうしたコンセプトカーのデザインが市販車にも受け継がれているようにみえる。