同志社大学の千田氏は、「燃料噴霧の性状とその燃焼に関する基礎研究による近年の内燃機関の発展に多大な貢献」が学術貢献賞の受賞業績となった。千田氏は1985年に同志社大大学院で博士課程を修了後、一旦は民間企業でディーゼルエンジン(DE)の研究開発に従事。その後、90年に同志社大学に戻り、ガソリンエンジン(GE)、DEを問わず内燃機関の最適化を目指し、…