トヨタ自動車は16日、レクサス「IS」をマイナーチェンジし、公開した。日本では今秋に発売する。

 ISはFR(後輪駆動)スポーツセダン「アルテッツァ」をベースとして1999年に発売され、2代目から日本にも導入された。累計販売は約109万台となっている。

 今回の改良では内外装を刷新したほか、最先端の安全装備を採り入れた。エンジンは直列4気筒2㍑ターボとV型6気筒3.5㍑、ハイブリッド(2.5㍑直4+THSⅡ)の3タイプをそろえた。昨春に一部運用を始めた「トヨタテクニカルセンター下山」(愛知県豊田市)ほか世界各地で走行試験を重ね、ドライバーの意図に忠実でリニアな操縦性を持たせるなど感性にこだわったという。